エンドポアとはどんなインプラント？

エンドポアとはどんなインプラント？

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エンドボアとはどんなインプラントでしょうか？

エンドボアと言うインプラントはカナダ生まれのインプラントで、短いサイズながらも確実な維持力が特徴的です。
インプラントシステムにもいろいろなタイプがあり、その中でも短いサイズのものなので、歯科医院の方針などによっては使用しているところもあります。

インプラントの表面にたくさんの粒子が付き、それによって、他のインプラントよりも強固に骨に付くので、長さが短くても十分な維持力が出るように設計されています。
ちょっと不思議な感じもありますが、しっかりと機能を果たしてくれるので、問題は特にありません。

このエンドボアは、ポーラスコーティングによって普通のスクリュータイプのインプラントに比べると三倍くらいの表面積があります。
その表面積に骨組織が侵入して増殖するので、しっかりと固定される仕組みになっています。

固定されれば良いと言うものでもなくて、噛む力や歯のすり合わせなどにも抵抗する力があるので、ちょっとのことでは影響を受けませんし、安定した機能を取り戻すことができます。

骨が痩せていてもなんとかなるエンドボア

エンドボアは骨組織がインプラント表面から侵入して増殖していくので、骨が最初から痩せている方やそう言った部位に対しても治療をすることができます。
あごの状態や手術によって神経や血管を損傷する可能性がある方にもエンドボアが選択されることがあります。

このエンドボアは、一番短いもので五ミリと言われていて、これはおそらく世界最短サイズではないかと言われています。
さまざまな使い道があるので、重宝されているインプラントメーカーでしたが、開発の方は残念なことに2012年をもって終了しています。

なぜ終了したのかはわかりませんが、開発は今後もされる予定がないので、現状のまま使用されることになります。
大学病院などで使用されることが多いだけに、不思議な感じがしますが、理解しておく必要があります。