インプラントは空港の金属探知機に反応する

インプラントは空港の金属探知機に反応する

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インプラントは空港の金属探知機に反応するのでしょうか？

インプラントはそもそも金属と言ってもチタンがメインで使われています。
チタンも金属の仲間なので、空港の金属探知機に反応してしまうのではないかと不安になる方も多いと言えますが、実際のところはどうなのでしょうか。

チタンは金属の中でも分子量が少ないので、金属探知機に反応する確率が非常に低いと言われています。
金属探知機は、分子量が大きな金属に反応しやすいので、鉄や、金、銀、銅などに良く反応します。
それに比べるとほとんどのチタンは探知機には反応が出ないことが多いです。

ですが金属探知機も時代と共に進化していますし、性能も良くなってきていますから、必ずしもインプラントのチタンに反応をしないとは言い切れません。
100パーセントではないのです。

インプラントも非金属材料を使っているものが徐々に出てきていますし、開発が進んでいますが、金属探知機も少しの金属を逃すまいと開発が進んでいることを忘れてはいけないのです。

万一金属探知機に反応してしまったら？

日本国内では、仮に金属探知機に反応してしまっても、口頭でインプラントが入っていることを説明すれば大体はゲートを通過できます。

ですが海外の場合では厄介なことになるのでインプラントの手術内容や、ドクターと医療機関名、インプラントが反応する可能性がある内容を示した書類やカードの発行をしてもらう必要があります。

必ずしも存在するとは限りませんが、証明書やIDカードなら医療機関に問い合わせると発行してもらえることがあります。
海外渡航の可能性がある方は、事前にしっかりと準備しておいて、万が一のときに慌てることがないようにしておいた方が良いでしょう。

インプラントを取り外して見せることができれば良いですが、なかなかそれも難しいので、こうした準備が大切になります。
ただ、この場合は稀なので、あくまでも海外渡航が多い方への提案になります。